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Interview

研究職

F. N.

シミックファーマサイエンス株式会社

F. N.

研究職(非臨床)
シミックファーマサイエンス株式会社 研究本部 非臨床事業部
2006年4月中途入社

神奈川県出身。大学時代は、牛乳に含まれるタンパク質の研究に従事。卒業後は警察官に。しかし、もともと公務員志望という理由だけで選んだ仕事だったためギャップに悩み、約1年で退職。地元に戻り、アルバイトをしながら次の仕事を探していたある日、たまたま見た求人広告で「実験動物の飼育管理」という文字に目が留まり、今の仕事へ。はじめは契約社員として入社し、動物好きな自分にぴったりの仕事と確信。未経験から半年で正社員となり、さまざまな実験で経験を積む。今では試験責任者として各種試験をリードする存在に。

仕事を知る

大好きな動物たちに囲まれる仕事。

前職はまったくの畑違いの警察官で、最初は契約社員として入社。いざ入ってみて感動しました。こんなふうに、大好きな動物に囲まれてできる仕事があるなんて。「ずっとこの仕事をしていきたい」と思い、時間を忘れて仕事に没頭しました。その熱意が伝わったのか、半年で正社員に登用。以来、イヌ、サル、ブタなど非げっ歯類を用いたin vivo試験実験動物を用いて、生体内の薬物の反応などをみる試験に従事してきました。飼育する際にそれぞれの動物の個性に合わせた対応を求められるのですが、なかでも特におもしろい動物は、サル。学習能力が高いので取扱い方法にも工夫が必要で、たとえばサルが見ている前で他の社員を注意するのはご法度です。なぜなら、サルが人間の上下関係を知って、ボス以外の社員の言うことを聞かなくなってしまうからです。賢いですよね(笑)。
この仕事でやりがいを感じるのは、非臨床の立場から医薬品開発の一助になれることはもちろん、非臨床試験のプロとしてクライアントに接していき、私たちのファンになっていただける瞬間です。そのために毎日コミュニケーションを取りながらサービスの向上に努めています。信頼関係があるからこそ、試験結果を受けてクライアントと協働しながら、より良い試験のあり方を模索できるのです。特に、医薬品開発初期における化合物の影響についてディスカッションをし、開発の行き先を話し合えることは、とてもやりがいを感じますよ。単に受託した試験をこなすだけではなく、クライアントから意見を求められることは多いですね。

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難しくても意義の大きな仕事。
成功に向けてがんばっています。

今挑戦しているのは、超音波診断装置を用いた評価系、つまり健康診断などで使われるエコーを用いて、マウスやラットなどの小動物の心臓の構造と機能を評価する手法の確立です。心エコー法は、リアルタイムで結果がわかることや、痛みがなく、くり返し測定できるといったメリットがあり、それを非臨床の分野にも応用できないかということで、研究をスタートさせました。イヌやブタなどの身体の大きな動物は、エコーの標的となる心臓も大きいので簡単に評価できるのですが、マウスやラットの心臓は約0.15~1グラムと小さく、エコーで評価するには、かなりの技術を要します。ですが、これが実現すれば、サンプル数が増えて、化合物の必要量が削減でき、たとえば遺伝子改変マウスなど、ヒトの疾患に似た病態モデルを評価することで、これまでなかなか解析が進んでいなかった分野で、試験の幅を広げることができます。とても難しいですが、有用な評価系であり、その意義も大きいと考えています。必ず成功へ導いてみせます。

1日の仕事の流れ

  • 8:00

    出社

    出社するとまず、動物の様子を見にいく。

  • 9:00

    業務

    シミックバイオリサーチセンターにいるさまざまな動物の飼育管理、実験操作・測定を行う。

  • 12:00

    昼食

    社員食堂で同僚とおしゃべりしながら昼食をとる。

  • 13:00

    業務

    計画書、報告書を作成。製薬企業などの委託企業の担当者と打合せ。各種データ解析。

  • 17:00

    終礼

    翌日の作業について、連絡、ミーティング。

  • 17:30

    退社

    帰宅後は、家族とのんびり過ごす。

キャリアステップ

  • 2006年~2009年

    入社後、動物管理部に配属。動物の管理、実験担当業務に従事。

  • 2009年~2011年

    毒性試験部に異動。毒性試験の実験担当及び試験責任者になる。

  • 2011年~2012年

    安全性薬理試験部に異動。安全性薬理試験、毒性試験の実験担当および試験責任者として業務に携わる。

  • 2012年~現在

    研究第1部(現・非臨床第1グループ)に異動。毒性試験、医療機器の性能評価試験の試験責任者として各種試験に携わる。

  • 今後の目標

    試験責任者として、科学的な面だけでなく、サービス面においても「あなたに頼んでよかった、次回もまたお願いしたい」と言われたい。

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山梨だけど、海派です!

how one spends a day off

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スキューバダイビングで
大きな生き物に会うのが
最高です。

生まれは神奈川県の海沿いの街。海に近い環境で育ったこともあり、学生時代からスキューバダイビングが好きでした。そんな私が、今は海のない山梨県で働いています。実はこれ、内定をもらってから気づいたのですが…、ちょっと車で走れば、伊豆まで出られるので、まぁいいかなと(笑)。スキューバダイビングでは、人より大きな生物を見るのが好きですね。これまで潜った中だと、マンタやウミガメ、ハンマーヘッドシャークに会えた伊豆、石垣島やサイパンは最高でしたね。魚の大群に囲まれるのも好きで、アジやイワシの群れの中心にいると、まるで別世界にいるようで感動しますよ。いつか、モルディブでジンベイザメと一緒に泳いでみたいです。

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同僚はだんぜん山派。
スキューバに興味がある方は
お声掛けください(笑)。

研究職をやっている人は、スキューバダイビングのライセンスを持っている人はけっこう多い気がするのですが、今の職場であるシミックバイオリサーチセンターは山梨県にありますから、同僚たちはだんぜん山派。本格的な登山をやる人も多いですね。私もトレッキングくらいはやりますが、テントを張ってキャンプするようなかんじではありません。やっぱり私は海派です。少しさみしいです(笑)。もし、スキューバに興味がある、始めてみたいという方がいたら、ぜひ声をかけてください。しっかりアテンドさせていただきます。

メッセージ

大切なのは「好き」という気持ち。

私は、医薬品開発に関してまったくの未経験でした。元警察官という異業種からの転職ですが、「飼育室に住みたい」くらい動物が好きなので、楽しみながら仕事を続けてこられました。つまり、「好き」は強い。知識がないなら、勉強すればいいですし、技術がないなら、周りに協力してもらいながら身につければいい。「好き」という気持ちがあれば、経験不足や知識不足はいくらだって克服できると思います。また、シミックファーマサイエンスは、「こうしたい」を尊重してくれる会社です。自主研究や学会発表、さらには学位の取得など、本人のやる気次第で、さまざまなことに挑戦できる環境があります。実は私も現在、肝発がん性に関する研究で、学位取得に向けてがんばっています。動物が好き、研究が好き、そんな気持ちのある方は、ぜひシミックファーマサイエンスで、自分の可能性に挑戦してみてください。いっしょに働けるのを楽しみにしています。

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