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Talk01

社員対談

ダイバーシティ&
インクルージョン

Kさん

シミック株式会社
人財開発本部 本部長 シミックグループ
ダイバーシティ&インクルージョン推進担当

2002年9月 中途入社

22歳と17歳の双子の3児の母。前職を出産を機に退職。子育てがひと段落してからシミックへ入社。シミックグループ全体のダイバーシティ&インクルージョン推進を担当。

Hさん

シミック株式会社
DM(データマネジメント)事業部 副本部長

2003年5月 中途入社

自身も5歳の子どもを子育て中。保育園まで送るのが毎朝の日課。

Nさん

シミック株式会社
品質管理本部 本部長

2000年12月 中途入社

12歳と8歳の2児の母。一人目は1年8ヶ月、二人目は1年の産休・育休期間を取得。

Oさん

シミック株式会社
臨床開発部
CRA(臨床開発モニター)、クリニカルリーダー

2006年4月 新卒入社

5歳の子どもを子育て中。産休・育休期間は13ヶ月ほど。復帰当初は時短勤務で、その後フルタイム勤務のCRAに戻る。

社員対談

対談01 Nさん

男女にはあまり関係なく、
子育てをしながら働く人が多い職場です。

Kさん

今日はダイバーシティ&インクルージョンに関する対談ということで、CRA(臨床開発モニター)、DM(データマネジメント)、品質管理の各部署のみなさんに集まっていただきました。主に女性の働き方について、産休・育休を取得した経験や、自分の部署での環境づくりについてお話をしていただこうと思います。シミックグループは比較的女性比率の高い会社ですが、たとえば働き方の観点で職場で男女の違いなどを意識したことってありますか?

Nさん

ほぼありませんね。男性でも女性でも、部署で共有している予定表に「お迎え」と書いていたり、お子さんが体調を崩したら早退したりというのは日常的に目にしますから。

Oさん

男性のマネージャーの方でもPTAの予定が入っていたりしますね(笑)。男性、女性は関係なく、子育て中の方は多いです。

Kさん

みなさん、お子さんを育てながら活躍されていますが、育児をしながら仕事をするようになって、その前と比べて心境や働き方に変化はありましたか?

Hさん

子どもが生まれると、嬉しいことでもありますが、子育ての時間を確保するために今までの時間の使い方を変えなければなりません。上手く仕事と家庭の時間割合を考えないと両方のバランスが保てないということに気づかされましたね。保育園への送り届けは私が担当するなどして妻とは役割分担をしています。

Oさん

私の場合は、産休・育休から復職したときは時短勤務に変更し、CRAをサポートする立場で働いていたので、保育園への送り迎えどちらも自分でしていました。その後、フルタイム勤務のCRAに戻るときには夫婦で話し合いをして、どちらかに担当を決めるのではなくて、お互いの予定を見ながら今日はどっちが何をするというふうに決めています。出張もお互いに予定を見ながら決めますね。

Nさん

私も子どもが小さかった頃は、時短勤務をしていました。子どもが2人いるのですが、1人目の育児と仕事の両立が一番大変でしたね。初めての育児なので、家のこともうまくできないままとりあえず仕事にいく、みたいな(笑)。2人目のときは、何となく予想がついたので、復職する前から「ああしようかな、こうしようかな」と考えることができました。

対談01 Mさん/Sさん

前もって話を聞いて、部署として早めに調整していく。

Kさん

Hさんの所属するDS事業本部も女性が多い部署ですよね。

Hさん

はい。私が入社したときは部署の世代が若くて20代~30代前半が主力だったのですが、その世代の人たちが20代後半~30代になって結婚して出産されてというようになって、ここ10年ほどで産休・育休を取得する方が増えてきましたね。年間だと10人くらいかな。これからもっと増えると思います。

Nさん

CRAでは、育休をとる男性も増えてきたのですけれども、DMもそういう流れはありますか?

Hさん

私の部署でも取った方がいますね。取りやすいか取りにくいかということで言うと、会社の制度というよりは、収入面での要因の方が大きい気がします。私の場合は、妻が育休を取ってくれたので、その間は私が働いた方が効率がいいだろうという結論になりました。もちろん、会社としてもシミックは男性の育休取得をバックアップしていますよね。

Kさん

育休を取る人を支援する一方で、これからの業務をどう調整するかはマネージャーの腕の見せ所ですよね。

Hさん

おっしゃるとおりです。みんな、基本的にプロジェクトを複数兼務していて、プロジェクトの大きさによってチームの人数も変わるのですが、産休・育休を取得されたい方には前もって話を伺って、プロジェクトにアサインする人を調整していくというかたちをとっていますね。

Oさん

産休に入るタイミングは何ヶ月か前からわかることなので、そこに向けてリソースを用意して引継ぎをするのですが、たとえば、CRAのような出張を伴う仕事は、母体に負荷がかかることを気にかけています。本人が「大丈夫」と思っていてもドクターストップがかかって自宅安静になることはありますので。そのため、早め早めに引継ぎをしています。最近は会社の制度で在宅勤務もできるようになったので、それも組み合わせています。

Nさん

直属の上司が全体をよく見て、チームに負担をかけないようするというのは大事ですよね。品質管理部でも昨年、3ヶ月ほど育休を取った男性がいて、その間は彼の上長が彼のチームを見ていましたね。

Kさん

みなさんマネージャーという立場で、産休・育休を取得する方と、そうでない方との間で不協和音のようなものを感じたことはありますか。

Oさん

私の部署では、ほぼないと思いますね。30代前後の方が多くて世代が近いということもあるのかもしれませんが、男性も女性も子育てしながら働いている方が多いので。

Hさん

産休・育休を取る人がまだまだ少なかった頃は、お子さんがいない方の不満の声はありました。そのため、個々の方に対して「誰でも病気になったり、介護をしなければならなくなる可能性はあるのだから、お互いにサポートするのは当たり前だよね」という話をして、理解してもらうとともに、そういった空気感を作るように努力した記憶はあります。今ではほぼそういった声はあがらないです。

Nさん

不満が上がらないように、メンバーの組み合わせは考えていますね。時短の人とフルタイムの人で不公平感が出るようであれば、時短の人同士で組んでもらうというように。Hさんと同じでそのあたりは個別に話を聞いて調整していました。

対談の様子
対談の様子

家庭も社内もクライアントとも、
「お互いさま」で支え合うことが大事。

Kさん

NさんとOさんは育休後もキャリアを積んでいらっしゃいますが、私はもう少し女性のリーダーやマネージャーが増えたらいいなという思いがあります。お二人はリーダー、マネージャーの業務と家庭との両立にどのように臨んできたのですか。

Nさん

マネジメントは文字通り「人の管理をする」業務が重要なので、私の直下のリーダーに私の考えや思いを伝えておいて、子供の急な発熱などで私がいなくてもいつでも回るようにするというのは実践しています。

Oさん

私もです。自分がいなくてもチームに影響が出ないように、先回りして準備しています。また、サブPL(サブプロジェクトリーダー)と常に情報の共有をしていますね。私が家庭の都合で早く帰宅することがありますし、サブPLも外出が多い。さらに私のチームは東京と大阪に分かれているという事情もあるので、メンバーの方が相談したいときには、私とサブPLのどちらかに聞けば同じ回答が得られるようにしています。

Kさん

周囲のメンバーや家族に理解を求めていることはありますか?

Oさん

メンバーに遠方施設への同行を依頼されることがあるので、「家庭との調整が必要なので即答はできないけれども、少し余裕をもって相談してもらえれば調整できますよ」というスタンスを伝えています。もちろん現場の責任者ですので緊急時には対応しますが、緊急対応がなるべく発生しないように、メンバーにもリスクマネージメントの観点を指導しています。また、そのような仕事であることを家族にも伝えていて、家庭でも「私がいなくても回してね」と夫と子どもに伝えています(笑)。

Nさん

私の場合、夫が休みを取れない会社だったので、子どもが小さいときは自分の両親や義理の両親にたのんだり、急な残業のときは、マンションのママ友とお互いに預け合ったりして調整しました。ご近所さんは本当にありがたいですね。

Hさん

私の場合は、妻がシフト制なので勤務時間の融通が利きづらいのです。その点、シミックはフレックスで勤務時間を調整できますし、家でも仕事ができるので、場合によっては早めに子どもを迎えにいって、家で仕事をするといった調整をしています。

Kさん

フレックスタイム制と在宅勤務が制度として定着したのは大きいですね。

Oさん

そうですね。子育てしながら働く方が増えたことで、やるべき仕事をして、連絡がとれるようにしておけば、それぞれの家庭の事情は「お互いさま」ということで柔軟に仕事を進められています。

Kさん

「お互いさま」というのは大事ですね。

Oさん

はい。以前は、女性が出産や育児をきっかけにして退職したり、復帰するにしても出張があるのでサポート業務にとどまるという時代がありました。ただ、女性がキャリアをストップしてしまうのがもったいないこともあり、出張エリアを自宅近郊に限定して復帰できるようにするといった仕組みを取り入れるようになりました。その頃から、「お互いさま」という空気は広がってきたように感じます。

Hさん

能力があって仕事ができるのに「夕方に帰らないといけないから管理職ができません」というのはもったいないですよね。シミックグループとしても、時間的な制約があっても結果を出せる方に管理職を任せたいという考えが強いですよね。

Kさん

「お互いさま」ということでいくと、製薬企業のようなクライアントとは意識の差は感じますか?

Oさん

クライアントや医療機関のスタッフの方も、とくにCRC(治験コーディネーター)さんは子育てしながら働いている方が多いので、「お互いさま」ということでご理解は得やすいと感じています。保育園への見送りやお迎えにいくメンバーは、それぞれクライアントにご説明して、その時間帯を外してアポを取っていますね。勤務時間や勤務スタイルというよりは、やるべきことをやっているかということが大事なので、そこがブレなければご理解いただけるのかなと思います。

メッセージ

自分と違う考えを受け入れて、その人の個性がより生きる会社にする、
「インクルージョン」のための制度を整えていきたい。

Oさん

新卒の方向けの座談会で、「子どもを育てながら仕事を続けられますか?」という質問をいただいたのですが、それは「この仕事だからやりたい、というものが見つけられるかだと思います」とお答えしました。そのようなやりがいのある仕事が見つかれば、その思いはパートナーにも理解してもらえると思いますよ。
子育てを視野に入れている方、子育て中の方には「大変な時期は一時的なので、そこでキャリアをあきらめないで」というのはお伝えしたいですね。

Hさん

念のためではありますが…、産休・育休などの制度は、「プロとしてきちんと仕事ができる方を大変な時期でもサポートしていきたいから」、会社が整えている制度ということはお伝えしておきたいですね。Kさんは、シミックグループ全体のダイバーシティ&インクルージョン推進担当をされていますが、今後はどのように進めていきたいですか?

Kさん

社員同士のコミュニケーションをもっと活発にする必要があると感じています。そのような場を通じて、お互いのことを理解し、認め合い、インクルージョンに繋げていきたいです。CEOが「Respect each other」とよくおっしゃっていますが、尊敬されるに足るように個の魅力をあげていくこともしていきたいですね。また、多様な働き方を支援するような制度は常に整えていきたいと考えています。働きがいのある職場で、個人と組織が成長し続ける会社を目指していきたいです。

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